■劉鋒先生のレポートです。 実は瀧川芙音さんです。
中国杭州「2011年世界レジャー博覧会」日本ウィークの演奏記録
中国杭州「2011年世界レジャー博覧会」日本ウィークに出演することを決めた時から
4日間の演奏旅行で皆さんが無事に、そして楽しく、悔いがない演奏旅行ができて、日本に
帰って来るようにとばかり願いました。
全然経験がない私(正確に言うといつもお世話をしてもらっているばかり私)として六十数人の大きい演奏団体を
連れて外国に行くことは本当に冒険ともいえます。
忠実に一生懸命一つ一つことをやっていけば何とかなるとずっと自分を励ましました。
まずプログラムの作成から始まりました。
早めに演奏の皆さんへ曲を渡してゆっくりと練習すれば負担なくいい演奏できるのじゃないかと思いました。
まづ「2011年世界レジャー博覧会」日本ウィークを企画した会社のCさんと会いました。
今回の300人を超える参加者の中でも、劉鋒二胡研究会のプログラムは日本の出演者では提出が一番早いようでした。
(プログラムを提供する時期外だったようで、)それはできることを早くすることが成功になるになると思う私の性格でしょう。
旅行会社との交渉や全員の連絡取り合わせ、二胡を税関の手続きお問い合わせ、連絡、楽器を機内へ持ち込みの手続き、リハーサルの場所
などなど一つ一つ細かいことを事務局の矢野さんと浅井さんは全力尽くして出発する前まで全部準備万段でした。
ところが突然、出発の数日前に舞台監督から20本マイクを使う予定のことは中国側と日本側の言葉の問題とコミュニケーションの問題で、
20本のマイクの中に太鼓や他のマイクを含めていることで楽器を使うマイクは5本しかないとやっとわかったよう連絡がありました。
そして、奏者の平台と先生に演奏用の平台も予定通りに用意が出来ません。本当に困ったことでした。
広場で半屋外の演奏、マイクがなければ音をうまく拾えません。
指揮がいない訳で先生の平台がなければ先生の姿が見えなくて、タイミング指示が見えませんから演奏を合わせることは無理の状態でした。
舞台監督Kさんから先生は立ち演奏の意見も出されて、それは駄目だと私が正直に言いました。
古典派、正統派の演奏団だからポップスのスタイルに見せたくないとこちらの気持ちを正直に言いました。
出発の日に近づくと問題が相次ぎ現してきます。
前日は夜中3時ごろまで舞台監督のKさんとずっとメールで何とか解決する方法を見つけようとお互いあきらめずに連絡しました。
どうしても皆さんに悔いがない演奏の環境を作りたいです。
続く・・・
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